2020.02.24
小型船舶2級免許取得に挑戦!~マリーナスタッフ体験実録~【国家試験編】
皆様こんにちは。
広報室の北川です。
今回は、免許取得体験談【③国家試験編】をおとどけします。
いよいよ、国家試験受験日。
時間ができれば過去の試験問題集を解き、わからないこところは他のスタッフに教えてもらい、
合格に向けて試験勉強を頑張ってきました。
当日は、1級を受験する他のスタッフも一緒でした。
試験が始まる前に、ロープワークや問題集でつまずいたところを教えてもらい、再確認ができたため、肩の力を抜いて試験に挑むことができました。
<試験当日のスケジュール>
①試験についての説明
②筆記試験…4択のマークシート式・問題数:50問・試験時間:70分
③実技試験…出航前点検・ロープワーク・操船(発進・直進・停止・後進・変針・蛇行・人命救助・避航操船・着岸係留・解らん離岸)
まずは、学科試験です。
試験問題は「操縦者の心得及び遵守事項」「交通の方法」「運航」の科目ごとにわかれて出題され、65%以上の正解で合格となります。
各科目50%以上の正解が必要なため、不得意な科目を作らないことが大切です。
受験する際に気を付けたいのが、受験番号と名前の記入漏れです。
これがないと全問正解でも0点になってしまいます。
緊張しているとおもわぬところで見落としがあるので、最初に記入しましょう。
次に、試験時間です。
4択のマークシート式は筆記試験より解きやすい印象を受けますが、引っ掛け問題が多く、問題文を読み解くのに時間を要します。
まずは、問われているのが「正しいものを選択するのか」「正しくないものを選択するのか」をチェックすることが大切です。
そして、わからない問題は後回しにして、時間制限で「全問解答できなかった…」「見直しの時間がない…」とならないように注意しましょう。
ここで、学科試験合格に向けて取り組んだ勉強方法を紹介します。
一番のおすすめは、時間を計って過去の試験問題集を解くことです。
出題傾向が似ているため、問題に慣れておけば、本番も焦らずに受験ができます。
最初はわからないところが多く、問題がスムーズに解けなかったため、1回分の試験問題集を終わらせるのにとても時間がかかりました。
ですが、問題を解くにつれてわからないところが減り、スムーズに解けるようになると、問題を解く時間が楽しみに変わっていきました。
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学科試験を受験した感想は、「これは、解いたことがある問題だ!」「ここは引っかけ問題だったな!」など、おすすめした勉強方法を実行したおかげで、問題をスムーズに解くことができました。
試験時間にも気をつけながら解いたため、解答の見直しもできました。
落ち着いて見直すことで、間違いに気がつく、解けなかった問題が解ける場合もあります。
時間に余裕を持ち、必ず解答を見直しましょう。
学科試験を終えると、隣の部屋に解答が張り出され、自己採点をすることができます。
学科試験の合否がわかってしまうため、とても緊張しながら自己採点をしましたが、65%以上の正解がわかった瞬間、緊張が安堵に変わりました。
不安が大きかった学科試験をクリアできたので、とても気持ちが楽になりました。
ですが、安心したのも束の間、次は実技試験がはじまります。
まずは出航前点検の試験。
私に出題されたのは、浸水の有無・船灯・ワイパー・法定備品・緊急エンジン停止スイッチの点検でした。
ここは問題なくクリアできました。
次はロープワークの試験。
まき結びが出題されたのですが、結び終わって「完璧!」と思ったら…試験官の反応がおかしい…
なんということでしょう。
結び方を間違って覚えていたため、正解ができませんでした。
何度も繰り返し練習をしていたので、とてもくやしかったです。
試験終了後、試験官に結び方を教えてもらい、正しいまき結びを覚えました。
そしていよいよ操船へ。
ここで注意したいのは、安全確認を忘れないことです。
操船に集中しすぎていると、確認を忘れがちです。
確認を怠たったが故に、大きな事故を招く可能性もあります。
そのため試験では、安全確認の実施は最も重点的にチェックされる項目です。
しっかりとしつこいぐらい確認をして、周囲の状況を把握することが大切です。
操船の内容は、発進・直進・後進・停止・変針・避航操船・蛇行・人命救助・着岸・離岸・係留・解らん・ハンドコンパスでの方位測定を行います。
この日の2級実技試験受験者は、私を含めて3名。
試験官と受験者3名で乗船し、操船の試験をします。
私は2番目に操船だったため、1番目の方が受験している様子を見て流れを確認できたので、落ち着いた気持ちで操船ができました。
そのため、実技講習で何度も失敗した着岸を1回で成功!
ロープワークの失敗により落ち込んでいた私でしたが、最後は笑顔で終われました。
落ち込んでいた際に、励ましの言葉をかけてくれた試験官と他の受験者の応援も、大きな力となりました。
試験終了後は、緊張がとけて心も身体もリラックスモードに。
受験者と談笑しながら、免許取得後にしてみたい海遊びに夢を膨らませました。
あとは、いよいよ、試験結果の合否を待つのみ!
次回は【合格発表編】をおとどけします。
はたして、マリーナスタッフ北川は、無事に合格することができたのでしょうか…
こうご期待😄
※1
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▼ 免許取得体験談【①学科講習編】はこちらから
▼免許取得体験談【②実技講習編】はこちらから
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