2020.12.12
浦賀近海の海域注意ポイントのご紹介 ~観音崎・猿島沖 編~
皆さま、こんにちは。レンタルボート課の柴田です。
12月に入り、寒さが増してきましたが、そのぶん空気や水色が澄んで、遠くの景色まですっきりと綺麗に見えるようになってきましたね。しっかりと防寒対策を行えば、クルージングも気持ちのいい季節です😀
この時期、浦賀近海を航行する際に特に注意していただきたいのは、こちらの《のり・わかめ養殖棚》です⬇
たくさんのブイが、等間隔で並んでいるのが特徴です。
10月頃から3月頃まで各地に設置されており、例年プレジャーボートが見誤って進入してしまうという事故が発生しています。
今回、この養殖棚が特に多い「浦賀~観音崎~猿島周辺」に焦点を当て、そのほかの留意事項とあわせてご紹介します⬇
①浦賀~鴨居沖の のり・わかめ棚
②観音崎沖の岩礁
③大津湾の のり・わかめ棚
④猿島南側の暗礁
⑤猿島西側の暗礁と のり・わかめ棚
①浦賀~鴨居沖の のり・わかめ棚
写真右に見える白い建物は、観音崎自然博物館です。浦賀から観音崎手前まで、岸近くに養殖棚が多数設置されています。
②観音崎沖の岩礁
写真中央、海面に見える暗色の筋は、岩礁です。岸から10m程、沖に向かって岩礁が連なっています。波が立つとさらに見えづらいので、観音崎付近は岸に寄らないように気をつけてください🌊
③大津湾の のり・わかめ棚
大津湾一帯には、のり・わかめ棚がびっしりと設置されています。付近には手漕ぎボートの姿が多く見られますが、つられて近付かないようにしてくださいね。
④猿島南側の暗礁
猿島周辺に設置されている鉄杭付近は浅く、大変危険です。満潮時でも座礁の可能性があるので、猿島の南側には入らないようにしてください。
⑤猿島西側の暗礁と のり・わかめ棚
のり・わかめ棚は、大津湾から猿島の南側まで広範囲に渡り設置されています。
加えて猿島の西側は暗礁も多いため、猿島周辺を航行する際は東側と北側を通るようにしてください。満潮時にもわかるように、暗礁には鉄杭が立っています。
【観音崎・猿島沖 編】いかがでしたでしょうか。普段慣れている海域でも、時期や季節によって、漁網の位置がかわっていたり、新しいものが設置していたりして、ガラリと景色が違って見えます。
皆さま、いま一度安全航行を心がけ、引き続きマリンレジャーを楽しんでくださいね⛵
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