2019.12.31
【サービスブログ】オフシーズン定期海上試運転・点検
皆様こんにちは。
サニーサイドマリーナウラガ サービス課より
「オフシーズン定期海上試運転・点検」のご案内です。
Q:オフシーズン定期海上試運転・点検は何のために必要なの?
A:オフシーズンは艇の使用頻度が少なくなり、不具合を見落としてしまうことがあります。
快適なマリンライフをおくるには、定期的にボートを動かしその状態をチェックし、症状が軽いうちに対処することが大切です。
いつもと何か違う・・・という事がございましたらお気軽にメカニックまでお声掛けください。
艇の使用頻度が少なくなるオフシーズンは、見過ごした不具合を重症化させてしまう可能性があります。
そのため、当マリーナでは定期海上試運転・点検を推奨しています。
それでは、「YAMAHAジェットボート242X」
を例に試運転・点検の流れをご紹介します。
~試運転出発前~
①外観 船体に亀裂、破口の有無を確認
②インペラ、ハウジングの状態を確認
③防食亜鉛の点検
④リバースゲート作動及び損傷の有無を確認
⑤ドレン及びドレンプラグの確認
⑥エンジルーム内の外観 電気配線の損傷、接続部のゆるみ等のチェック
⑦エンジンマウントの緩み、ラバーマウントの損傷
⑧バッテリー液量、比重確認、ターミナルの締め付け
⑨レベルゲージを使用しオイル量が適正か、また色や臭いに問題がないか等も確認
~エンジン始動~
①冷却水吐出量の点検
②ビルジポンプの作動確認
③エンジン各部の水、オイル、燃料、排気の漏れ点検
④電子スロットルの作動やメーターパネルなどの操船席周りの正常作動及び状態の確認
~試運転~
①慣らし運転後、徐々に回転数を上げていき最終的に高負荷運転。右舷機、左舷機の回転数や速度等の確認
②ニュートラルに戻し再度、エンジン各部の水、オイル、燃料、排気の漏れ点検
③音響設備の点検
④上架
以上が大まかな試運転・点検の流れです。
上記のこと以外にも法定備品の有無、船舶検査ステッカーの損傷、ステップ取付状態、シート及びハッチの固定確認、等も行っています。
オーナーの皆様に代わりスタッフが愛艇の状態を的確に診断しています。
快適なマリンライフをおくることができるよう、ぜひ、オフシーズン定期海上試運転・点検をご利用ください。
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サニーサイドマリーナウラガ
横須賀市東浦賀2-22-2
☎046-843-4123
【HP】 https://www.ssm-uraga.jp/
【MAIL】u-marina@sunnyside.co.jp
メンテナンス担当:山本
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